以下、時事通信より転載
(転載)
19年収監のジャーナリスト釈放=ミャンマー軍政、計9000人に恩赦
【バンコク23日時事】
ミャンマー軍事政権は23日、旧首都ヤンゴンの刑務所に19年以上収監されていた著名ジャーナリスト、ウィン・ティン氏(79)を釈放した。収監期間は同国の政治犯の中で最も長かった。同氏は「(軍政主導で起草された)憲法を受け入れることはできない。軍政を終わらせるため、政治活動を続ける」と述べた。
同氏は自宅軟禁中の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんが率いる国民民主連盟(NLD)の創設メンバー。1989年7月、「スー・チーさんに協力して戒厳令下で不服従キャンペーンを行った」との理由で実刑判決を受け、その後、刑務所内の人権侵害を国連に通報しようとしたなどとして刑期が2回延長された。
2008/09/23-20:57
(転載終了)
(参考URL)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2008092300288
2008年9月 のアーカイブ
【速報】ビルマ軍事政権、政治囚らに恩赦
2008年9月24日 水曜日在日ビルマ人恐喝未遂容疑で逮捕について
2008年9月23日 火曜日きのう、在日ビルマ人の男が弊社スタッフに対する恐喝未遂容疑で警視庁に逮捕されました
男は今年1月、弊社スタッフに対し、長井健司記者が銃撃された際に握りしめていた、
未だ返還されていないビデオカメラとテープについて、「カメラとテープが欲しければ金を寄こせ」
などと持ちかけ、弊社が信用できないと判断し断ると、「ただじゃおかない」などと脅してきたのです
長井記者の事件を悪用し、金銭を要求するなど言語道断、極めて遺憾で強い憤りを禁じえません
当社は、今後もこのような事案が発生した場合は断固とした措置をとってゆく所存です
追記:
日本におられるビルマ人の多くは善良な人々です
私たちは祖国の民主化を願う皆さんを応援しています
2008/9/23 APF広報
【9月22日】長井健司記者 関連記事
2008年9月23日 火曜日長井さんの遺族が墓参り 「1年早かった」
ミャンマーで2007年9月27日、反政府デモ取材中に射殺された映像ジャーナリスト長井健司さん=当時(50)=の1周忌を前に、長井さんの母道子さん(76)と妹の小川典子さん(48)が22日、愛媛県今治市で墓参りをした。
道子さんはこの1年を「空白感や悔しさで気持ちは揺れ動いたが、早かった」と振り返った。
週に2、3回墓参りをするという2人。墓碑の横には長井さんの顔写真が入った石碑と、愛用していたビデオカメラをかたどった石碑が置かれている。道子さんは「顔をふくと、にこっと笑って健司がここにいるような気がする」と話した。
ビデオカメラなどの遺品が返却されていないことについて、2人は「絶対に返してほしいとミャンマー政府に言い続ける」と力強く話した。
2008/09/22 16:36 共同通信
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008092201000527.html
【9月17日】在日ビルマ人らが長井さんの署名活動
2008年9月17日 水曜日ビルマ市民フォーラム(PFB)さんより
下のお知らせが届きましたのでここにご紹介致します
大変有り難いことです
2008/09/17 T
(転載)
日本人ジャーナリスト長井健司さん殺害の真相究明を求める署名
ビルマ(ミャンマー)の最大都市ヤンゴンで軍事政権に抗議する僧侶や民衆によるデモを取材していた日本人ジャーナリスト、長井健司さん(50)が無惨にも射殺されたのは2007年9月27日のことでした。まもなく1年が経過します。
日本の警視庁組織犯罪対策課は鑑識の結果、長井さんが1メートル以内の至近距離から兵士に撃たれたものであると発表しました。
長井さんは私たちの母国ビルマで平和的に行われていたデモの様子を世界に知らせようと取材していたのです。軍事政権はなんの警告もなく、兵士に殺害を前提とした発砲を命じました。明らかに意図した殺戮です。
国際社会の一員として、私たちは母国で行なわれたこの残虐な行為を許すことはできません。
一年が経とうというのに、長井さんが亡くなるまで手から離さなかったビデオカメラとテープは未だに返却されていません。 私たち在日ビルマ人は、母国治安部隊による国民への弾圧を糾弾し、長井さんの殺害について強く抗議します。また、長井さんの殺害の真相を明らかにするとともに、犯人の特定と厳罰に処すことを求めます。遺品であるビデオカメラとテープについても内容の消去など一切の改ざんをすることなく、返却することを求めます。
ビルマの支援国であり、友好国である日本の政府、それに日本の国民のみなさん、ジャーナリストの方々にも、この長井さんの殺害に関して、ビルマ軍事政権へさらに強い圧力をかけるため、行動に参加してくださるよう心からお願いいたします。
私たちは、日本政府に対して、下記の点を速やかに実現されるよう強く要請いたします。
1.長井健司さん殺害の真相究明をビルマ軍事政権へ強く要請すること。
2.長井健司さんのビデオカメラ、テープなどの全遺品の早期返還をこれまで以上に強くビルマ軍事政権へ要請し、これら遺品を確実に取り戻すこと。
以 上
●署名呼びかけ団体:
在日ビルマ人共同行動実行委員会(JAC)
ビルマ市民フォーラム(PFB)
●署名賛同団体:
日本労働組合総連合会(連合)
●署名活動連絡先・署名用紙集約先:
(郵送またはFAXの受付先です)
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台3-2-11
総評会館3階 ビルマ日本事務所
TEL 03-5296-3010 / FAX 03-5296-7903
(転載終了)
(参考URL)
http://www1.jca.apc.org/pfb/
【9月16日】フジテレビが新聞協会賞を受賞
2008年9月16日 火曜日昨年9月27日、長井健司記者がミャンマーで取材中に
銃撃された瞬間をとらえたフジテレビの映像が、
2008年度の新聞協会賞を受賞しました。
※以下、受賞理由は、新聞協会の発表より
フジテレビジョン
「ミャンマー軍兵士による長井健司さん銃撃の瞬間ビデオ映像スクープ」
(授賞理由)
フジテレビジョンは、平成19年9月27日、ミャンマーのヤンゴンで、
反政府デモ取材中の日本人ジャーナリスト・長井健司さんが
治安部隊兵士に銃撃され、倒れた瞬間をとらえ、翌28日朝のニュースで報じた。
ミャンマー政府は長井さんの死亡を流れ弾に当たったと説明し、
事実を闇に葬り去ろうとしていたが、このスクープ映像が故意に銃撃された事実を立証し、
ミャンマー政府の虚偽と残虐性を暴いた。
言論弾圧の厳しいミャンマーにおいて、反政府デモの情報を事前に察知し、
周到な準備のもと撮影したこの決定的な映像は、
各国メディアが報じ、全世界に衝撃を与えた。
各国政府の対応と報道の流れを一変させた国際的影響力を持つ
価値ある報道として高く評価され、新聞協会賞に値する。
http://www.pressnet.or.jp/info/hyosho/kyokaisyozyusyo.htm