2010年末、チュニジアに端を発した前例のない反政府運動は、ネットワークツールを武器に、瞬く間に「口を塞がれていた市民」を解き放ち、激しいうねりとなり、中東の長期独裁政権を襲った。現在もそのうねりは、なお熱を帯びながら中東を動かし続けている。
そして10ヶ月が経過した現在、中東は新たな局面を迎えようとしてる。パレスチナの国連加盟申請は?カダフィーの行方は?革命後のエジプトは?世界中が固唾を飲んで見守る、激動の中東情勢を新進気鋭の二人ジャーナリストが、独自の視点で語る。
貴方の疑問を当座談会で直接ぶつけてください。
座談会会場では常岡浩介さん著書の販売・サイン会も行います。
【常岡浩介】
1994年 長崎放送報道部記者。1998年に退社しフリーに。
2000年 イスラム教に改宗。
2001年 チェチェン共和国、アブハジア取材中に行方不明と報道。
2004年 イングーシ共和国取材中、ロシア秘密警察に身柄を拘束。同年ロシアを強制退去処分。
2010年 アフガニスタンにてターリバーン幹部を取材直後、誘拐。同年9月解放。
2011年 パキスタン取材活動中、首都イスラマバードにてパキスタン当局に拘束される。空港ロビーで9月22日まで6日間拘束同日強制送還により帰国。
著書:
『ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記』アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッシング、2008年
『常岡さん人質になる。』 画:にしかわたく 岡本まーこ エンターブレイン 2011年
『リアルタイムメディアが動かす社会:市民運動・世論形成・ジャーナリズムの新たな地平』八木啓代、上杉隆ほか 東京書籍 2011年
【重信メイ】
1997年、ベイルートのアメリカン大学を卒業後、同大学政治学科大学院に在籍。レバノン大学にてジャーナリズムを学ぶ。
2001年より日本在住。
2011年同志社大学メデイア学博士。
パレスチナ問題を中心に、中東問題、アラブ世界、イスラム文化、イラクやクルド問題などを、講演活動で伝えている。
著書:
『秘密 パレスチナから桜の国へ 母と私の28年』講談社 2002年
『中東のゲットーから』ウェイツ 2003年
司会:野田亮介(ビデオグラファー)【TWITTER@kafkaneko】
座談会
【日 時】2011年月10月23日(日)午後2時30分から午後4時30分
【場 所】THビル セミナールーム2 https://r3c.jp/roomreserve/map
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【定員】20名
【会 費】1,500円
懇親会
懇親会は常岡浩介さんの参加を予定しております。
【日 時】2011年月10月23日(日)午後6時から
【場 所】ビルマ料理店「AURORA」
住所:東京都豊島区南大塚1-48-10 1階
大塚駅徒歩南口から徒歩10分
南口を出てブックオフのある通り沿いに進んでいただくと左手にコンビニエンスストアサンクスがあり、サンクスの2件先にある白い暖簾のお店です。
【会 費】2,000円(食事は含みますが飲み物は含まれません。飲み物は注文時即金払いでお願いします)
【主 催】田中久美子(「APF NEWS実践ジャーナリスト講座」卒業生)
参加ご希望の方は、k_tanaka@apfnews.comに「お名前」と「連絡先」をご明記の上、お申し込み下さい。(参加は事前予約のみとさせていただきます)
皆様の参加をお待ちしております。