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【プロジェクトBurma】冨田きよむカメラマンの取材報告 ビルマへ…(7)

2010年11月6日 土曜日

タイトル:冨田きよむカメラマンの取材報告 ビルマへ…(7)
撮影日:10月某日
「プロジェクトBurma」とは― 
11月7日にビルマで実施される総選挙を前に、可視化報道!APF Liveの取材班がビルマ国内に潜入、ビルマ軍事政権の非道と真の民主化を求めるビルマ国民の実情をありのままにお伝えします。
今回は、軍事政権による政治的・民族的迫害を受け、タイ側に逃れた難民らが暮らすキャンプの日常を取材・撮影した冨田きよむカメラマンの報告・第7弾です。
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東の空が白んでくるのは5時30分過ぎだ。子供たちのレストラン(その3参照)脇から三日月が見えた。
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山深く位置するこのキャンプは朝が遅い。日が昇るのは7時過ぎ。
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学校の掃除は朝、生徒が行う。
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子供たちであふれる。450人の子供が学んでいる。
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登校途中で弁当を落っことして中身をぶちまけてしまった。
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名残惜しそうに振り返りつつ、学校への道を歩く。ちなみにこの弁当の残骸は犬がきれいに食べつくす。
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ビルマのちまきは大変おいしい。
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学校は教室の周りに美しい植物が植えられている。
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子供たちは英語も学んでいる。ただ、「3」のスペルは「three」だったと思う。「thyee」ではなかったと思うけど、まあ、大丈夫!
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生きた鶏の足を引っつかんで売りに行くのだそうだ。鶏は観念して暴れなかった。
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表通りからちょっと入ったら若い衆がチェスをやっていた。写真とっていいかと聞くと、にこっと笑って「YES」。笑顔がいいのに、カメラを向けると難しい顔をする。
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店先にぶら下がっている豚肉。赤い色はスパイスか?
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このキャンプには水道が張り巡らされている。もちろん飲めないけれど。
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放課後家に買える前にグランドでひとしきり遊んだ記憶は私にもある。夕暮れて腹が減って死にそうになって家に帰った。懐かしい風景を見た。
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洗濯物を取り込んでさあ夕飯のしたくと忙しいお母さん。まもなく子供が帰ってくる。
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写真/文 冨田きよむ

【市民の声】「マスコミの偏向報道は許さない!」 市民ら約1200人が都内でデモ行進 権力とマスコミの横暴に抵抗する国民の会が呼びかけ

2010年11月6日 土曜日

タイトル:「マスコミの偏向報道は許さない!」 市民ら約1200人が都内でデモ行進 権力とマスコミの横暴に抵抗する国民の会が呼びかけ
撮影日時:11月5日(金)
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インターネットのコミュニケーションサービスなどで知り合った市民らが、“権力とマスコミの暗部によって人権が著しく侵害される恐れが強い”という危機感から立ち上げた、「権力とマスコミの横暴に抵抗する国民の会」は5日、都内で「検察・検察を糾弾するデモ~マスコミの偏向報道は許さない!」と題するデモを行い、全国から市民ら約1200人が参加した。
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明治公園を出発した参加者らは、「マスコミは悪の枢軸」「検察審査会は可視化を」などと書かれたプラカードを掲げ、「マスコミは嘘つきだ!」「小沢(一郎議員)は無実だ!」などとシュプレヒコールを上げながら、表参道周辺をデモ行進した。

冒頭部分は、一般参加者へのインタビューでほぼノーカットです。
最後に登場する方は、デモ主催者で「権力とマスコミの横暴に抵抗する国民の会」実行委員長の矢野健一郎さんです。
参考:
「権力とマスコミの横暴に抵抗する国民の会」公式ブログ
http://kennryoku-teikou-kok.cocolog-nifty.com/blog/

【プロジェクトBurma】冨田きよむカメラマンの取材報告 ビルマへ…(6)

2010年11月5日 金曜日

タイトル:冨田きよむカメラマンの取材報告 ビルマへ…(6)
撮影日:10月某日
「プロジェクトBurma」とは― 
11月7日にビルマで実施される総選挙を前に、可視化報道!APF Liveの取材班がビルマ国内に潜入、ビルマ軍事政権の非道と真の民主化を求めるビルマ国民の実情をありのままにお伝えします。
今回は、軍事政権による政治的・民族的迫害を受け、タイ側に逃れた難民らが暮らすキャンプの日常を取材・撮影した冨田きよむカメラマンの報告・第6弾です。
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国境とは何か―
国境の街から山道を車でおよそ1時間30分で、ビルマへの船着場がある。目測で200mから250mほど向こうはビルマ。数軒の国境警備の監視小屋があるが、人の動きはほとんどない。この小屋の中にスナイパーがこちらに照準を当てていると思うと背筋が凍る。
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ビルマ難民キャンプのひとつメラニキャンプへは悪路が続く。先を走るトラックは2駆だった。
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見事に轍につっかえて立ち往生。後続の車も応援して何とか脱出。
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ビルマは100を越える多民族国家。難民キャンプの子供の顔も多種多様。450人の生徒を抱える学校もある。朝早くから子供の歓声が響く。
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朝4時。さまざまな理由で両親とはなれて暮らす子供の食事作りが始まる。朝食と弁当を、子供たちがこしらえる。夜明け前というより、真夜中。電気のない暗闇をかすかなろうそくの光を頼りにかまどに火をつけお湯を沸かし、飯を炊く。
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写真/文 冨田きよむ

【プロジェクトBurma】冨田きよむカメラマン ビルマへ…(5)

2010年11月4日 木曜日

タイトル:冨田きよむカメラマンの取材報告 ビルマへ…(5)
撮影日:10月某日
「プロジェクトBurma」とは― 
11月7日にビルマで実施される総選挙を前に、可視化報道!APF Liveの取材班がビルマ国内に潜入、ビルマ軍事政権の非道と真の民主化を求めるビルマ国民の実情をありのままにお伝えします。
今回は、ビルマ軍事政権と現在も戦闘を続けるABSDF(=全ビルマ学生民主戦線)の軍事キャンプの日常を取材・撮影した冨田きよむカメラマンの報告・第4弾です。
「すまん。キャプション(説明文)は間に合わなかった。見て感じとってくれ。帰ったらちゃんと説明するから」冨田より
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写真 冨田きよむ
「ABSDF(=全ビルマ学生民主戦線)」とは― 
1988年、ビルマの民主化を求め、非暴力運動を展開したビルマの学生たち。 彼らを待ち受けていたのは、ビルマ軍による無差別発砲でした。 犠牲者は1000人以上ともいわれています。
多くの仲間を失った学生たちは、隣国タイとの国境地帯へ避難し、「ABSDF(=全ビルマ学生民主戦線)」を結成しました。その一部は武器を取り、現在もビルマ軍事政権打倒を叫び闘っ­ています。

【プロジェクトBurma】冨田きよむと山路徹の現地生報告・第2段

2010年11月2日 火曜日

タイトル:冨田きよむと山路徹の現地生報告・第2弾
配信日:11月2日(火)
ビルマの総選挙まであと5日。
徐々に緊迫感を増す現地で取材・撮影中の冨田きよむと山路徹から、東京・赤坂のAPF通信社に、スカイプを使った生報告があった。
受け手は、ツイッターで生報告を知り、急遽駆けつけてくれたサポーターが3名。
レポートは、ADSDF(=全ビルマ学生民主戦線)の軍事キャンプとビルマ軍事政権の弾圧に苦しむカレン族を取材・撮影した冨田きよむの報告からはじまる。
次いで、山路徹がプロジェクトBurmaの今後の目的と計画の一部を語った。「プロジェクトBurmaを通じてビルマ問題が日本人にとって身近であることに気付いて欲しい」

取材/報告 冨田きよむ 山路徹